預言の声聖書講座 第2部 第2課
02.歴史の流れ
私たちはだれでも将来に対して、ある程度の見通しがなければ、生活していくことはできません。しかし聖書には「あなたがたは、あすのこともわからぬ身なのだ」(ヤコブの手紙4章14節)とあり、私たちにとって将来を見ることはたやすいことではありません、しかし神は「わたしは終りの事を初めから告げ、まだなされない事を昔から告げて言う」(イザヤ書46章10節)といわれます。これを神の予知といい、神は先のことを時間の壁をこえてお知りになることができるのです。
神は人間に将来起こるべきことを、前もってお知らせになりました。これを預言といいます。
世の中が不安定になると人々は、先のことを心配して易者にきいたり、星占いに走ったりします。方位を気にしたり、心霊術の予言に耳をかたむける人も多くなっています。聖書の預言はこのような予言とはちがった性質のものです。この課では聖書の預言の意昧と、その目的について学び、世界の将来を示している預言を研究してみたいと思います。