預言の声聖書講座 第2部 第11課

 11.安息日

聖書のはじめの2章は、この世界と人間の創造の記録です。神が理想的におつくりになったこの世界のはじめに、二つの制度が定められました。これは人間が罪を犯す前に与えられたもので、人間がほんとうに幸福な生活をつづけるためでした。罪を犯してエデンの園を追放されたときも、アダムとエバはこの二つの制度をもってでていったのです。

 それは人間をつくり人間の本性をいちばんよく知っておられる神の深い愛と知恵によって定められたものでした。その一つは結婚の制度です。両性が完全に
、人格的に結合する喜びの経験であるこの制度の意味と正しい考え方については第2部第7課で学びました。もう一つは、安息目という特別な日が定められたことです。この日は創造週の最後の日でした。聖書の記録をみると、「こうして天と地と、その万象とが完成した。神は第7日にその作業を終えられた。すなわち、そのすべての作業を終って第7日に」休まれた。神はその第7日を祝福して、これを聖別された。神がこの日に、そのすべての創造のわざを終って休まれたからである」(創世記2章1節一3節)とあります。この日は今日の土曜日にあたります。

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川越 勝牧師による音声メッセージ